HKS

製品情報 / PRODUCTSUPERCHARGER

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クランク軸からの出力によって過給器を駆動するスーパーチャージャーは、ターボチャージャーに比べ排気側に手を加える必要性が無いことから、排気ガス浄化性能や、アクセルワークにダイレクトに反応した低・中回転域でのトルク特性などに優れるとされています。
HKSでは従来のスーパーチャージャーのこれらの長所に加え、「メカニカルノイズ」「装置の大きさ・重さ」「高回転域での詰まり」といったデメリットを解消するため、新機構を搭載した「GT スーパーチャージャー」を開発。パワーと環境性能を両立させた、次世代過給システムです。

また、7040系については各部品をブラッシュアップし、耐久性、品質をより向上させて、新たに「HKS GT2 SUPERCHARGER」としてリニューアルしました。

GT SUPERCHARGERGTスーパーチャージャー

  • GT2スーパーチャージャー 車種別キット

    GT2スーパーチャージャー 車種別キット

  • GT2スーパーチャージャー 汎用キット

    GT2スーパーチャージャー 汎用キット

  • GTスーパーチャージャー補修パーツ

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  • GTスーパーチャージャー 車種別キット

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  • GTスーパーチャージャー 汎用キット

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GTスーパーチャージャー取付け例

GT スーパーチャージャー製品開発まで

当社は、これまでターボチャージャーを主軸に性能向上製品をラインナップし、日本国内、米国、欧州、アジアなどのアフターマーケット市場においてシェアを拡大してまいりました。アフターマーケット市場全体を見ると米国を中心に世界的に年々排気ガス規制が厳しくなり、ターボチャージャーでの規制クリアが難しくなってきています。一方、触媒の活性化を妨げることの無いスーパーチャージャーは排ガス浄化に有利であり、市場も米国を中心に拡大してきております。
スーパーチャージャーは容積型といわれるものが一般的ですが、騒音や振動の問題と、システム自体の大きさに問題があり、年々狭くなるエンジンルームスペースに取り付けが難しくなってきています。一方、HKSが採用した遠心式はこれらのデメリットがない代わりに高回転で駆動させる必要があります。この高回転化の手段として遊星歯車機構、あるいは多段歯車機構というものが一般的ですが、ギヤ騒音が大きく実用化は困難な状況です。そこでHKSでは低騒音、低振動、高効率で大きな増速比を得ることの出来るトラクションドライブメカニズムを用いた遠心式スーパーチャージャー「GT スーパーチャージャー」を開発しました。
今後エンジンルームスペースが一層狭くなることが予想されますが、コンパクトな GT スーパーチャージャーにより、幅広い車種への展開が可能となります。さらに高い静粛性を実現したことで、近年 NVH (Noise, Vibration, Harshness) に厳しくなったお客様のご要望にも十分応えられるものとなっております。

GTスーパーチャージャー補修パーツ