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HIPERMAX SERIESハイパーマックスシリーズ

高性能ダンパーの主流は、HKSの単筒式が切り開く。

HKSは単筒式!
シリーズ全てに採用されたハイパーメカニズム、「単筒式」。

最適な減衰力の発生、小さな衝撃にも素早く対応する機敏さ、倒立式ならではの層状安定性など。あらゆる走行で優れた乗り心地と運動性能を発揮するハイパーマックスノーマル車が他社製品に数多く採用された複筒式をはるかに凌ぐ性能が、乗る者を充足の世界へと導きます。

ここが違う! HKS単筒式のメリット。

これがHKS単筒式のハイパーメカニズム

メカニズム1:単筒式 VS 複筒式

単筒式は一本の筒の中をシリンダー(オイルとガス室)に分けたシンプルな構造です。シリンダーの中をピストンが上下に動く(ストローク)ことにより減衰力が発生。シリンダーに高圧ガスで一定の負荷をかけて減衰力を保ちます。単筒式にはさまざまな特長がありますが、結果、剛性・耐久性は高く、快適さを確保しながら、ハードな走りにも安定した減衰力を発揮します。ただし、強度や工作精度が求められ、高度な生産技術が必要とされます。
複筒式は筒の中の内部が二重構造のオイル室なっており、ストロークによってオイルが内側と外側を行き来します。単筒式に比べてオイル量が少なく受圧面積も狭いため、微妙な減衰力の調整は難しくなります。また、シリンダーが外側の筒に包まれているので熱を持ちやすく、オイルも劣化しやすくなります。しかし、加工条件において生産コストを抑えられるため、ノーマルや多くの他社製品に使われています。

減衰力とは:

車体の上下運動を収束させる力のこと。この減衰力を発生させるタイミングと量の善し悪しこそが、ダンパー自体の性能評価となります。

メカニズム2:エアレーション、キャビテーションについて

「オイル室」と「ガス室」を遮断することにより、複筒式で起こりやすいエアレーション、キャビテーション(図)を大幅に防ぐことができ、減衰力を正常に発生できます。
その結果、複筒式では味わえない「フワフワ・ゴツゴツしない、パッセンジャーの車酔いを防止する程の」乗り心地を体感できます。

エアレーションとは:

オイルに気体が混入してしまう現象。また、気体がバルブ部に接触し、異音を発生する現象。

キャビテーションとは:

エアレーション等によりオイル中に含まれている気体が、急激な圧力低下により膨張し気泡化する現象。キャビテーションが起こると正常な減衰力発生の妨げとなります。

メカニズム3:ピストン面積、バルブ、オリフィス(穴)について

複筒式と比較してピストンの面積を大きく(※)できます。バルブの直径を大きくし、かつピストンの穴を改善することで、路面からの微小な入力に対し繊細に反応できます。その結果、複筒式では収束しきれなかった路面からの入力を収束でき、爽快な乗り心地や機敏な運動性能を発揮します。

※ただ単に面積を大きくしたわけではありません。ダンパーが最適な性能を発揮するためには、個々のパーツがバランスよく機能しなければなりません。その意味での最適な大きさです。

メカニズム4:放熱性について

複筒式と違いシリンダーが直接外気に接しているため、放熱製に優れ(図)容量が多く確保できるためオイルが劣化しにくくなります。経年変化に優れ、ダンパー自体の性能維持に大きく貢献しますので、「単筒式の性能=複筒式との違い」を長期にわたって実感できます。

メカニズム5:倒立式について

複筒式が構造上できない倒立式を採用することで、剛性を大きく向上させています。その結果、ハンドリングや路面との接地感が良くなり、操縦の安定性を大幅に向上。お客様に安心感をご提供します。例えば複筒式を倒立させると、オイル室とガス室が逆転し、ガスが内筒に入り機能不全を引き起こします(図)。

倒立式・正立式とは:

ピストンロッドが下側にありシリンダーが上にある状態が倒立式で、その逆が正立式。ストラットタイプでは、倒立式の方が正立式に比べ、剛性を上げることができ、走行性能に優れています。