SPORTS TURBINE KIT for LANCER EVOLUTION VII-VIII[CT9A]
昨今の高効率エンジン向け最新ターボ技術を投入したMHI社製CHRAと、永年のチューニングターボ開発により培われたノウハウを余すことなく注入したHKS製オリジナルハウジングとの組み合わせにより生まれた「GTIIIタービン」。

■特長
- センターカートリッジに最新の高効率MHI製を採用
最新のエンジンではターボチャージャーの高効率化と高過給化が要求され、数値解析の進歩と工作機械の進化により鋳造では作れなかった複雑な羽根の形状が削り出しで可能となりました。従ってGTIIIインペラーでは低空気流領域でもサージングを発生させることなく高過給を確保できるようになりました。
- 専用設計のハウジングでベストマッチ
ターボエンジンを知り尽くしたHKSが長年のターボチャージャー開発のノウハウと最新の流体解析を駆使してハウジングを最適設計しました。最高の羽根と最適のハウジングの組み合わせはコンプレッサ効率が高い範囲が広く、いわゆるワイドレンジターボですのでエンジンとマッチングさせ易くお好みのセッティングを楽しむことができます。
4G63専用設計のリストリクターをオプション設定
チューニングメニューも熟成の域に達しており、純正タービンのブーストアップでも257kW(350ps)オーバーのポテンシャルがある4G63ゆえ、燃料系がフルノーマル車両へのポン付けは基本的には想定しておりませんが、過給圧を抑えて(98kPa以下)マイルドな特性にしたい方や向けに専用リストリクターをオプション設定しました。
■性能 (当社社内データ)

■テスト車両仕様
- エンジン本体ノーマル
- 大容量I/J・大流量フューエルポンプ
- スーパーターボマフラー、メタルキャタライザー
- インタークーラーキット
- F-CON iS
■KIT内容
- GTIII-RSターボチャージャーAssy
- ガスケット、ボルト他ショートパーツ
■注意事項
- エンジンの製造時期により、ターボオイルリターンパイプを取付ける部分の形状が異なります。エンジンを換装している場合はオイルパンの上端からターボオイルリターンパイプ取付けボルトの左穴中心までを測定していただき、写真と長さが一致する方のキットをご注文ください。
【オイルパン上端部からの距離】

- 取り付けの際に純正部品への加工が必要となります。
- 必要に応じてエンジンや燃料系の強化を実施してください。
- 計測データは当社社内データです。計測機器や計測条件、車両個体差や仕様などの違いにより出力値は異なります。
●GTIII-RS(4G63)用リストリクター
●オーバーホール用CHRA