MAX IV SP
BRZ
BRZ ZD8

MAX IV SP

Code No. 80250-AF005

※この商品は販売終了しております。

ハイグリップラジアルタイヤでのサーキット走行も想定したスポーツサスペンション

 

 

 

 

■ 適合/取付情報

エンジン型式 FA24
年 式 21/08 - 
備 考 235/40R18 サーキットテスト時データ

■ 仕様

  FRONT REAR
減衰力調整 30段 30段
ベースバルブ - -
全長調整
アッパーマウント ピロ ピロ
倒立/正立 倒立 正立
ダンパー/スプリング構成 一体式 一体式
出荷時バネレート変更
ワイヤーでの減衰力調整 - -
ヘルパースプリング
(スプリングレートN/mm)
- 〇 (19.8)
■ 車高情報 mm
  出荷時※2 テスト時 最大上限~最大下限※3 走行可能上限~走行可能下限※4
FRONT 車高※1 647 635 673 ~ 639 673 ~ 639
ノーマル比 -26 -38 0 ~ -34 0 ~ -34
REAR 車高※1 648 634 678 ~ 619 678 ~ 619
ノーマル比 -30 -44 0 ~ -59 0 ~ -59

※1. 路面からフェンダーアーチまでの高さ。
※2. 出荷時車高はHKS社内でのフルキット設定の組み合わせによる参考測定値データです。(当社の推奨車高になります。)
※3. 調整可能範囲(ただし、この場合の下限値での走行は保安基準適合外となりますので御注意ください。
またこの調整範囲内であっても車高によってはボディー・アーム等との干渉などをおこし、走行に支障をきたす恐れがあります。
なお、出荷時車高から極端に車高を下げて使用することによるダンパーオイル漏れ等の不具合に関しても保証対象外となりますので、御注意ください。)
※4. ボディ・アーム等への干渉等が無い走行可能な範囲。(ただしタイヤ・ホイールサイズ等の変更によってはその限りではありません。)
注).データは車両の個体差・組み立て条件により変化します。


■ キット情報

● フルキット設定スプリング

  F R
スプリングレートN/mm(kgf/mm) 88 ( 9.0 ) 98 ( 10.0 )
自由長(mm) 170 170
スプリングタイプ 直巻 直巻
スプリングレート変更時推奨範囲N/mm(kgf/mm) ±10 ( 1 ) ±10 ( 1 )

● ダンパースペック

  F R
減衰力(伸び側/縮み側)N※ 922 / 392 599 / 422
出荷時ダイヤル位置 15 15
ダンパー残りストローク(伸び側/縮み側)mm 30 / 57 48 / 51

※ 減衰力値はピストン速度0.1m/sec時の値です。

● セッティングデータ

  F R
出荷時 テスト時 走行可能上限
走行可能下限
出荷時 テスト時 走行可能上限
走行可能下限
ケース長
(mm)
212 207 238 204 257 243 271 241
スプリング
セット長(mm)
173 173 173 223 214 229
巻き上げ寸法
(mm)
20 15 46 12 22 8 45 0
レバー比 1.00 1.32

※ 走行可能上限・走行可能下限につきましては、上記:車高情報の欄外※3をご参照下さい。



■ テスト車両情報

  F R
車重(カタログ値)kg 705 (700) 566 (560)
タイヤサイズ(空気圧)kPa 235 / 40 - 18 ( 200 ) 235 / 40 - 18 ( 200 )
ホイールサイズ 8.5 JJ × 18 inset 42 8.5 JJ × 18 inset 47
アライメント
(トー/キャンバー)
テスト時 out 3 mm / -3°35' in 0 mm / -2°40'
基準値 in 0 ± 2 mm / 0°00' ± 0°30' in 2 ± 2 mm / -1°10' ± 0°45'

※ 当社での測定値です。


■ 構成図 ※仕様変更により変更する場合があります。

 

■ ポイント

  • サーキット走行を視野に入れたSPを新型BRZ用に設定しました。旧型のセッティングにとらわれず、レート・減衰力を設定し、新型BRZ専用としてテストを重ねました
  • スプリングレートの検討はストリートで求められる乗り心地を考慮しつつサーキットで幾度となくテストしました。その結果フロント9キロ・リア10キロとし、徹底的に減衰力を合わせこみました。
  • 減衰力はハイレートに対応するしっかりとした減衰感を出しつつも、MAXSでご好評いただいているしなやかさを踏襲。心地よく素直な操舵感を追求し、突っ張らずにかつしっとりとしたコシのある懐の深いセッティングとしました。
  • レートアップに加え、レートダウンも確認しマッチングを行っています。更にパキパキとした応答性を求められる方は1Kアップを、街乗りが多い方や動く足が好きな方などはレートダウンもご検討ください。
  • 富士スピードウェイにてADVAN A052 235/40R18を装着しテストした結果、フロントダイヤル6段リア5段が最適なバランスになりました。サーキット走行の際に参考としてください。その際フロントキのャンバーは最大限ネガティブに調整しています。
  • フロントキャンバーですが、ピロアッパーの部品を見直しHIPERMAX Sよりも20’ 程度寝かせることが可能となりました。

※出荷時・テスト時の数値は実測値、その他の数値は計算値となります。キャンバーやアームの角度によりレバー比が変化するため計算値と異なることをご了承ください。車高はキャンバーを寝かせると下がり、起こすと上がります。テスト時フロントキャンバーはアッパープレートで最大限ネガティブにした際の数値となります。それ以外はアッパープレート0より5目盛出荷状態でのデータとなります。

 

■ その他特徴

HIPERMAX Sで好評の「プリロードバルブシステム」「新形状ニードル」を本製品にも採用しました。
またスプリングインシュレータを標準装備とし、異音や調整のしやすさにも考慮しています。

  • プリロードバルブシステム
    減衰力を発生させるバルブにプリロードを与え、低速ではしっかり減衰させ、ハイスピード域の減衰はカット。無駄な動きを抑え、フラットな乗り味を実現しました。SPに求められるハンドリング性能にも効果的です。

  • スプリングインシュレータ
    スプリングの上下にはラバーシートや樹脂製のインシュレータを装備。滑りを良くすることで、異音の防止やスプリングが伸縮する際のフリクションを低減。車高やプリロードの調整も行いやすいように改善しました。


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