サスペンション異音チェック
ゴトゴト、ガタガタ という音がする(常に鳴っている)
- ダンパー取付部が緩んでいる
-
原因:ダンパー取付部が緩んでいる
対策:取付部の締付を確認してください
詳細:アッパーマウントやロア取付部が取説記載の規定トルクで締付けられているか再度確認してください。
- アッパーマウント取付部が緩んでいる
-
原因:アッパーマウント取付部が緩んでいる
対策:取付部の締付を確認してください
詳細:ダンパーとの取付部が取説記載の規定トルクで締付けられているか再度確認してください。
- ブラケットが緩んでいる
-
原因:ブラケットが緩んでいる
対策:ブラケットロックナットの締付を確認してください
詳細:ブラケットロックナットが取説記載の規定トルクで締付けられているか再度確認してください。
- スプリングが遊んでいる
-
原因:バネが遊んでいる
対策:バネが遊ばないようにシート位置を調整してください
詳細:スプリングの上下両端にシートが接し、上下にガタが無いようにライドハイトアジャスター位置を上げてください。
- ピロアッパーマウントが磨耗している
-
原因:ピロアッパーマウントが磨耗している
対策:ピロボール部を交換してください
詳細:ダンパーを車両から取り外し、プレート部を動かして、ガタがあったり簡単に手で動いてしまうようではピロボール部が摩耗しています。磨耗したピロボール部は、新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- 倒立ダンパー摺動部の磨耗している
-
原因:倒立ダンパー摺動部の磨耗
対策:オーバーホールをしてください
詳細:下図に示すように倒立ダンパーのアウター内には2つのブッシュが入っています。この部分が磨耗した場合、オーバーホールにて新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- ダンパー内部の不具合
-
原因:ダンパー内部の不具合
対策:オーバーホールをしてください
詳細:ダンパー内部の不具合は様々な要因が考えられます。長期使用やその他の要因によって生じたダンパー内部の不具合は、オーバーホールが必要となります。詳細は当社受注センターに相談してください。
ゴトゴト、ガタガタ という音がする(路面の悪いところで鳴る)
- 車両の内装・ハッチ等の共振や積載物の音
-
原因:車両の内装・ハッチ等の共振や積載物の音
対策:内装の状態や積載物を確認してください
詳細:純正に比べサスペンションの硬さが変化することにより、内装やハッチが振動し、音を発生させることがあります。特に最近の軽自動車やコンパクトカーは内装取付部が簡素化され、音が発生し易くなっています。また、トランク内の積載物や車載工具からも振動で音を発生させることがありますので、確認をしてください。
- スプリングの干渉音
-
原因:バネの干渉音
対策:バネの状態を確認してください
詳細:バネ上下の座巻がシートにきれいに収まっておらずズレていると、バネがシートと干渉したりバネ線同士が接触し音を発生させることがあります。取付に問題が無くバネの接触音が気になる場合は、サイレントチューブを巻くと音を小さくすることができます。
- ピロアッパーマウントが磨耗している
-
原因:ピロアッパーマウントが磨耗している
対策:ピロボール部を交換してください
詳細:ダンパーを車両から取り外し、プレート部を動かして、ガタがあったり簡単に手で動いてしまうようではピロボール部が摩耗しています。磨耗したピロボール部は、新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- 倒立ダンパー摺動部の磨耗している
-
原因:倒立ダンパー摺動部の磨耗
対策:オーバーホールをしてください
詳細:下図に示すように倒立ダンパーのアウター内には2つのブッシュが入っています。この部分が磨耗した場合、オーバーホールにて新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- ダンパー内部の不具合
-
原因:ダンパー内部の不具合
対策:オーバーホールをしてください
詳細:ダンパー内部の不具合は様々な要因が考えられます。長期使用やその他の要因によって生じたダンパー内部の不具合は、オーバーホールが必要となります。詳細は当社受注センターに相談してください。
ゴリゴリ、ガリガリ という音がする(常時鳴っている)
- ダンパーが車体と干渉している
-
原因:ダンパーが車体と干渉している
対策:車体との干渉物を確認してください
詳細:取付不良や純正以外のパーツの使用(アーム等)などによりダンパーが車両と干渉する場合があります。取付が取説記載通りできているか、社外パーツとの干渉を起こしていないかを確認してください。
- スプリングがダンパーと干渉している
-
原因:スプリングがダンパーと干渉している
対策:スプリング位置を確認してください
詳細:車高調整時の組み付け不良などにより、スプリングがズレてダンパーと干渉し、音を発生させることがあります。スプリング位置をダンパーの中心となるよう、適正に取り付けてください。
- ヘルパースプリングシートがダンパーと干渉している
-
原因:ヘルパースプリング(シート)がダンパーと干渉している
対策:ヘルパースプリング位置(回転方向)を変更してください
詳細:車両の個体差やメインスプリングとの相関によってヘルパースプリングがズレ、稀にヘルパースプリングシートがダンパーと干渉し、音を発生させることがあります。ヘルパースプリングやメインスプリングを回転させ相関を変更してください。
- スプリングとダンパーの間に異物が挟まっている
-
原因:スプリングとダンパーの間に異物が挟まっている
対策: 異物を取り除いてください
詳細:スプリングとダンパーの間に小石などの異物が挟まり、ストローク時やハンドル操作時に異音を発生させることがあります。スプリングを一度取り外し異物を取り除いてください。
ゴリゴリ、ガリガリ という音がする(ダンパーが伸びるときに鳴る)
- ヘルパースプリングシートがダンパーと干渉している
-
原因:ヘルパースプリング(シート)がダンパーと干渉している
対策:ヘルパースプリング位置(回転方向)を変更してください
詳細:車両の個体差やメインスプリングとの相関によってヘルパースプリングがズレ、稀にヘルパースプリングシートがダンパーと干渉し、音を発生させることがあります。ヘルパースプリングやメインスプリングを回転させ相関を変更してください。
ゴリゴリ、ガリガリ という音がする(ハンドル操作時に鳴る(裾切り))
- スラストベアリング・ピロアッパーの劣化・不具合
-
原因:スラストベアリング・ピロアッパーの劣化・不具合
対策:スラストベアリング・ピロボール部を交換してください
詳細:ダンパーの長期使用により生じたスラストベアリングやピロボールの劣化や磨耗は、ハンドル操作による回転で音やその他の不具合を発生させることがあります。このような場合、スラストベアリングやピロボールを新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- スプリングがダンパーと干渉している
-
原因:スプリングがダンパーと干渉している
対策:スプリングの種類を確認してください
詳細:ゴムアッパーマウントを使用しているストラットタイプのダンパーは、構造上ハンドル操作時にスプリングを曲げるような動きをします。このためスプリングの形状は樽型のバレルタイプというスプリングを使用し、ダンパーとの干渉を避けています。ご使用のスプリングがストレート形状の直巻タイプではなく、バレルタイプになっているか確認してください。(当社の出荷時設定はバレルタイプです)
- スプリングとダンパーの間に異物が挟まっている
-
原因:スプリングとダンパーの間に異物が挟まっている
対策:異物を取り除いてください
詳細:スプリングとダンパーの間に小石などの異物が挟まり、ストローク時やハンドル操作時に異音を発生させることがあります。スプリングを一度取り外し異物を取り除いてください。
ゴリゴリ、ガリガリ という音がする(ハンドル操作時などでタイヤの回転に同調して鳴る)
- タイヤ(ホイール)と車体やダンパーが干渉している
-
原因:タイヤ(ホイール)と車体やダンパーが干渉している
対策:タイヤとの干渉物を確認してください
詳細:幅広のタイヤ・ホイールを使用したり、車高の下げ過ぎなどにより、タイヤがダンパーやインナーフェンダー等の車体と干渉することがあります。当社ダンパーは純正に対して容量を増しているため外径が太くなり、純正時に干渉していなくても交換後に干渉することも考えられますので十分注意してください。
ギーギー、ギシギシ という音がする(常時鳴っている or 路面の悪いところで鳴る)
- ダンパーが車体と干渉している
-
原因:ダンパーが車体と干渉している
対策:車体との干渉物を確認してください
詳細:取付不良や純正以外のパーツの使用(アーム等)などによりダンパーが車両と干渉する場合があります。取付が取説記載通りできているか、社外パーツとの干渉を起こしていないかを確認してください。
- スプリングがダンパーと干渉している
-
原因:スプリングがダンパーと干渉している
対策:スプリング位置を確認してください
詳細:車高調整時の組み付け不良などにより、スプリングがズレてダンパーと干渉し、音を発生させることがあります。スプリング位置をダンパーの中心となるよう、適正に取り付けてください。
- ヘルパースプリングシートがダンパーと干渉している
-
原因:ヘルパースプリング(シート)がダンパーと干渉している
対策:ヘルパースプリング位置(回転方向)を変更してください
詳細:車両の個体差やメインスプリングとの相関によってヘルパースプリングがズレ、稀にヘルパースプリングシートがダンパーと干渉し、音を発生させることがあります。ヘルパースプリングやメインスプリングを回転させ相関を変更してください。
- ダストブーツがダンパーと干渉している
-
原因:ダストブーツがダンパーと干渉している
対策:ダストブーツの状態を確認してください
詳細:ダンパーの長期使用によりダストブーツが劣化し、円周上に裂けスプリングやダンパーとの干渉を生じ、音を発生させる場合があります。破損したダストブーツは新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- スプリングとダンパーの間に異物が挟まっている
-
原因:スプリングとダンパーの間に異物が挟まっている
対策:異物を取り除いてください
詳細:スプリングとダンパーの間に小石などの異物が挟まり、ストローク時やハンドル操作時に異音を発生させることがあります。スプリングを一度取り外し異物を取り除いてください。
ギーギー、ギシギシ という音がする(ハンドル操作時に鳴る(裾切り))
- スラストベアリング・ピロアッパーの劣化・不具合
-
原因:スラストベアリング・ピロアッパーの劣化・不具合
対策:スラストベアリング・ピロボール部を交換してください
詳細:ダンパーの長期使用により生じたスラストベアリングやピロボールの劣化や磨耗は、ハンドル操作による回転で音やその他の不具合を発生させることがあります。このような場合、スラストベアリングやピロボールを新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- スプリングがダンパーと干渉している
-
原因:スプリングがダンパーと干渉している
対策:スプリングの種類を確認してください
詳細:ゴムアッパーマウントを使用しているストラットタイプのダンパーは、構造上ハンドル操作時にスプリングを曲げるような動きをします。このためスプリングの形状は樽型のバレルタイプというスプリングを使用し、ダンパーとの干渉を避けています。ご使用のスプリングがストレート形状の直巻タイプではなく、バレルタイプになっているか確認してください。(当社の出荷時設定はバレルタイプです)
- ヘルパースプリングシートがダンパーと干渉している
-
原因:ヘルパースプリング(シート)がダンパーと干渉している
対策:ヘルパースプリング位置(回転方向)を変更してください
詳細:車両の個体差やメインスプリングとの相関によってヘルパースプリングがズレ、稀にヘルパースプリングシートがダンパーと干渉し、音を発生させることがあります。ヘルパースプリングやメインスプリングを回転させ相関を変更してください。
- ダストブーツがダンパーと干渉している
-
原因:ダストブーツがダンパーと干渉している
対策:ダストブーツの状態を確認してください
詳細:ダンパーの長期使用によりダストブーツが劣化し、円周上に裂けスプリングやダンパーとの干渉を生じ、音を発生させる場合があります。破損したダストブーツは新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- 倒立ダンパー摺動部の磨耗
-
原因:倒立ダンパー摺動部の磨耗
対策:オーバーホールをしてください
詳細:下図に示すように倒立ダンパーのアウター内には2つのブッシュが入っています。この部分が磨耗した場合、オーバーホールにて新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- スプリングとダンパーの間に異物が挟まっている
-
原因:スプリングとダンパーの間に異物が挟まっている
対策:異物を取り除いてください
詳細:スプリングとダンパーの間に小石などの異物が挟まり、ストローク時やハンドル操作時に異音を発生させることがあります。スプリングを一度取り外し異物を取り除いてください。
シュッシュッ、キュッキュッ という音がする(常時鳴っている)
- ダストブーツがスプリング等と干渉している
-
原因:ダストブーツがダンパーと干渉している
対策:ダストブーツの状態を確認してください
詳細:ダンパーの長期使用によりダストブーツが劣化し、円周上に裂けスプリングやダンパーとの干渉を生じ、音を発生させる場合があります。破損したダストブーツは新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- バンプラバーが底突いている
-
原因:バンプラバーが底突いている
対策:車高を上げてください(全長調整式はスプリングセット長を短くしてください)
詳細:車高の下げ過ぎや、セット長の不適切な調整により、接地時にバンプラバーの接触(ダンパーの底突き)までの距離が短くなると、少しのストロークでも底突きし、音を発生させている場合があります。車高を上げるか、全長調整式の場合はセット長を短くする等の調整をし、底突きまでの距離を長くしてください。
- ダンパー内部の不具合
-
原因:ダンパー内部の不具合
対策:オーバーホールをしてください
詳細:ダンパー内部の不具合は様々な要因が考えられます。長期使用やその他の要因によって生じたダンパー内部の不具合は、オーバーホールが必要となります。詳細は当社受注センターに相談してください。
シュッシュッ、キュッキュッ という音がする(大きな段差を通過するときに鳴る)
- ダンパー作動音
-
原因:ダンパー作動音
対策:そのままご使用いただいて問題ありません
詳細:封入されているオイルがダンパー内通路を通過するときの音で、問題ありません。そのままご使用ください。
- バンプラバーが底突いている
-
原因:バンプラバーが底突いている
対策:車高を上げてください(全長調整式はスプリングセット長を短くしてください)
詳細:車高の下げ過ぎや、セット長の不適切な調整により、接地時にバンプラバーの接触(ダンパーの底突き)までの距離が短くなると、少しのストロークでも底突きし、音を発生させている場合があります。車高を上げるか、全長調整式の場合はセット長を短くする等の調整をし、底突きまでの距離を長くしてください。
ガンッ、ゴンッ という音がする(路面のギャップを乗り越えた後や、大きなロール時(内側)に鳴る)
- ダンパー伸びきっている(伸び切り音)
-
原因:ダンパー伸びきり音
対策:車高を下げてください(全長調整式はスプリングセット長を長くしてください)
詳細:車高の上げ過ぎや、セット長の不適切な調整により、接地時に伸び側のストロークが不足し、少しのストロークでもダンパーが伸びきり、音を発生させている場合があります。車高を下げるか、全長調整式の場合はセット長を長くする等の調整をし、伸びきりまでの距離を長くしてください。
- ダンパー内部の故障
-
原因:ダンパー内部の不具合
対策:オーバーホールをしてください
詳細:ダンパー内部の不具合は様々な要因が考えられます。長期使用やその他の要因によって生じたダンパー内部の不具合は、オーバーホールが必要となります。詳細は当社受注センターに相談してください。
ガンッ、ゴンッ という音がする(路面の段差を通過するときや、多数乗車のとき鳴る)
- ダンパー底突いている(底突き音)
-
原因:バンプラバーが底突いている
対策:車高を上げてください(全長調整式はスプリングセット長を短くしてください)
詳細:車高の下げ過ぎや、セット長の不適切な調整により、接地時にバンプラバーの接触(ダンパーの底突き)までの距離が短くなると、少しのストロークでも底突きし、音を発生させている場合があります。車高を上げるか、全長調整式の場合はセット長を短くする等の調整をし、底突きまでの距離を長くしてください。
- 車体同士が干渉している
-
原因:車体同士が干渉している
対策:ケース長を伸ばしてください
詳細:全長調整式のダンパーでケース長を指定の限度値を超えて短くすると、ストローク時にアッパーアームとボディやドライブシャフトとボディなど車体同士が干渉を起こし音を発生させることがあります。ケース長を適切な長さに調整してください。
- ダンパー内部の故障
-
原因:ダンパー内部の不具合
対策:オーバーホールをしてください
詳細:ダンパー内部の不具合は様々な要因が考えられます。長期使用やその他の要因によって生じたダンパー内部の不具合は、オーバーホールが必要となります。詳細は当社受注センターに相談してください。
ガンッ、ゴンッ という音がする(コンビニに入るときなど片輪ずつ乗り上げるときに鳴る)
- ダンパー伸びきっている(伸び切り音)
-
原因:ダンパー伸びきり音
対策:車高を下げてください(全長調整式はスプリングセット長を長くしてください)
詳細:車高の上げ過ぎや、セット長の不適切な調整により、接地時に伸び側のストロークが不足し、少しのストロークでもダンパーが伸びきり、音を発生させている場合があります。車高を下げるか、全長調整式の場合はセット長を長くする等の調整をし、伸びきりまでの距離を長くしてください。
ビンッ、ビンッ というバネを弾くような音がする(ハンドル操作時に鳴る(裾切り))
- スラストベアリング・ピロアッパーの劣化・不具合
-
原因:スラストベアリング・ピロアッパーの劣化・不具合
対策:スラストベアリング・ピロボール部を交換してください
詳細:ダンパーの長期使用により生じたスラストベアリングやピロボールの劣化や磨耗は、ハンドル操作による回転で音やその他の不具合を発生させることがあります。このような場合、スラストベアリングやピロボールを新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- 倒立ダンパー摺動部の磨耗
-
原因:倒立ダンパー摺動部の磨耗
対策:オーバーホールをしてください
詳細:下図に示すように倒立ダンパーのアウター内には2つのブッシュが入っています。この部分が磨耗した場合、オーバーホールにて新しいものと交換します。詳細は当社受注センターに相談してください。
- バネの位置不良
-
原因:バネの位置不良
対策:スプリング位置(回転方向)を変更してください
詳細:ストラット車では極稀に、車体とスプリングの端部位置の関係により横力が発生し、異音を発生させることがあります。ライドハイトアジャスターを回し、スプリングの端部位置を変更してください。