HKS

第1戦:京都コスモスパーク

優勝(2024/3/24 )


Rd.1 : TRAIAL de COSMOS

2023年から「全日本ダートトライアル選手権」に本格参戦を開始し、デビューイヤーでタイトルを獲得したHKS MotorSport。
2024年も引き続き田口勝彦選手をドライバーに迎え、連覇を目指して入念な準備を行ってきた。
「HKSランサーエボリューション」は外装こそ大きく変わっていないが、パイピングの変更など細かな変更を行い出力アップを実現した。

開幕戦の舞台「京都コスモスパーク」は昨年劇的なデビューウィンを飾った思い出深いサーキットだ。
残念ながら京都コスモスパークは一旦今年限りでラストとなることが決まっており、
有終の美を飾ろうとエントラント全員が特別な想いを胸に挑んだ。

前日から現地は雨が続き、公開練習日はヘビーウェット路面での開催となった。
石が敷き詰まった硬質ダート路面の上にぬかるみが乗り、水たまりも多く厳しいコンディションのため、
軟質ダート用タイヤである「ADVAN A031」を選択したが、
特性をうまく生かせず強いアンダーステアに苦しみ公開練習は4番手に沈んだ。

決勝日は雨が降ったり止んだりを繰り返す難しい天気となった。
午前中のうちは雨が強く降ることはなく、他クラスの走行によって水やぬかるみがはけていき
路面は固め方向へと徐々に変化していった。

直前まで「ADVAN A031」を使う可能性も残していたが、
チームはタイムを重視し使い慣れた一般ダート用タイヤ「ADVAN A053」を履き勝負に出た。
前日の対策としてデフ制御変更を行ったことで1本目では強いアンダーステアは収まったものの、
バックストレートでシフトアップがうまくいかないトラブルがあり1秒差の4番手となった。

First HEAT TIME:1’25.658 (4th)

2本目に向けて、シフトのトラブルシューティングに加えリアサスペンションの減衰変更など細かなセッティング変更を行った。
午後も相変わらず降ったり止んだりの難しい天候だったが、
他クラスの2本目がタイムアップ傾向にあることを確認しコンディションが改善傾向にあると判断。タイヤも1本目と同じく「A053」を選択した。

Dクラスのライバルもタイムを2秒近く上げてくる強烈なタイムアップ合戦となったが、
田口選手の正確無比なドライビングとコンディションに合ったマシンセッティングがうまくマッチした結果、
3秒以上もタイムアップし大逆転優勝を飾った。

Second HEAT TIME:1’22.593 (1st)

デビューウィンを果たした地でもぎ取ったドラマティックな逆転勝利。
開幕戦はシリーズ連覇に向けた最高のスタートダッシュとなった。
引き続き様々なコンディションに対応できるよう入念に準備を行い、
「つくるまサーキット那須」で開催される第2戦に挑んでいきたい。