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HKS Racing Performer GR86 Time Attack
谷口選手によるタイムアタック‼

GR86をベースに筑波サーキットを主戦場としてタイムアタックをおこなっている「Racing Performer GR86」。GR86の開発テスト車両としての位置づけもあるため少しずつアップグレードを進めてきたが、その中でGR86ベースのチューニング車両としては現在の筑波最速タイムとなる56.335をマークしている。
このタイムを持つGR86が富士スピードウェイを走行したらどのくらいのポテンシャルを発揮するのか。実質今回が富士での初アタックとなるため未知の領域であったが、これまでの筑波や各地での走行データから1分50秒切りを目安として設定した。

1本目のアタックはドライコンディションではあったが、好天によりこの時期としては気温も高めとアタックには決してプラスとはいえない状況であった。ピットレーンをスタートしたRacing Performerと谷口選手は初めてアタックをおこなう富士の路面を慎重に確かめながらインラップを消化する。最終コーナーを抜けて立ち上がってきたRacing Performerはいよいよアタックに挑む。ストレートを通過するその姿や音から調子の良さもうかがえ、好タイムが期待できる。ピットではラップモニターに映し出されるRacing Performerの姿をHKSのメカニックたちが見守る。
順調に各セクションをクリアしたRacing Performerはホームストレートを駆け抜け計測ポイントを通過。モニターに映し出されたそのタイムは…、

「1’46.782」

事前に想定していた目安タイムの遥か上を行くそのタイムにピット内では自然と歓声が上がった。それと同時に気温が下がる夕方のタイムアタックにさらなる期待が寄せられた。

午後から夕方にかけておこなわれた走行コンテンツでは軒並み午前よりも好タイムが記録されており、Racing Performerの2本目にも期待が高まる。

日が傾いてきた16:10。Racing Performerと谷口選手はそんな期待を載せてコースへと旅立っていく。午前中に好タイムをマークしたとは言え、これが2回目の本気アタック。インラップはコンディションを確かめながら慎重に走っていく。
そしてコントロールラインを通過しさらなるタイムアップを狙うアタックがはじまる。1本目よりも好条件とはいえ更なる伸びしろはあるのか?そんな不安と記録更新への期待が入り混じる複雑な気持ちでHKSメカニックは帰りを待った。
この日、最後にコントロールラインを通過したRacing Performerが弾き出したタイムは、

「1’45.880」

さらに0.9秒記録を刻むことができた。

戦いを終えた谷口選手からは満面の笑みがこぼれ、今持つRacing Performerのポテンシャルはすべて発揮できたことがうかがえ、今後のタイムアタックにも更なる期待が高まる結果となった。