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用途に合わせた素材選定へのこだわり
「SUS304」がスタイリッシュに輝きます。
304シリーズはテール・サイレンサー・パイプ部に高品質ステンレス材「SUS304」を採用。耐久性・耐腐食性に優れる高品質素材を採用するとともに、光沢ある美しさを実現しています。リヤビューはもちろん、細部にわたって高品質ステンレスの質感を生かした高級感ある仕上げを施しました。
「性能」と「コストパフォーマンス」を両立。「SUH409」
製造工程の部分で、薄い材質を使用することが可能で、SUS304シリーズに比べむしろ軽量にすることができ(当社比)、また熱膨脹率も低く、性能面とコストパフォーマンスを両立したモデルとなっております。
「Advantex グラスウール」*1が、音質と音量の経年変化を防ぎます。
マフラーの基本的な性能である消音性能を高めるために、消音材に連続繊維*2アドバンテックスグラスウールを採用。また業界でのいち早い導入が、それを生かす消音性能のノウハウ(各種ごとに充填量を管理する等)の蓄積につながり、更なる性能向上に役立っています。アドバンテックスグラスウールは、従来品と比べて耐熱性に優れ、排気熱による繊維の固着が原因で起こる消音効果の低下を回避することができます。また、長年の使用にともなう繊維の飛散が少ないのも特長のひとつ。耐久性とあわせて、音質の劣化を抑え、消音効果の持続性を高めます。
*1 Advantex(アドバンテックス)は、オーウェンスコーニング社の登録商標です。
*2 従来品に多い断片繊維に対し、実に750kmに及ぶ極細35ミクロンの連続した繊維。
グラスウール耐熱性の比較
温度 | 従来品 | Advantex |
---|---|---|
300℃(一般的排気温度) | 変化なし | 変化なし |
700℃(Heat Setが起こる最低温度) | 無少々弾力低下し | 変化なし |
800℃(Heat Setが起こる最高温度) | 弾力低下 | 少々弾力低下 |
900℃(Sinterringが起こる最高温度) | 完全溶解 | 弾力皆無 |
Advantexの方が100℃ほど耐熱性が高い。
※Heat Set/熱による材質変化で、ここではグラスウールの弾力が無くなること。
※Sintering/グラスウールが溶けて焼結すること。