• LAクラッチシリーズにGR86(ZN8)/BRZ(ZD8)のラインナップが追加となります。許容トルク440N･m(45kgfm) 想定出力310kw(420ps)としてGT2 スーパーチャージャーキットはもちろん、ボルトオンターボ仕様(※)にも対応しています。
  
• GR86/BRZ用シングルクラッチとしては圧倒的な容量を確保しています。
  
• 従来のフェーシング材を見直し、高温時における摩耗の増加と摩擦係数の低下を抑制することでトルク容量を確保し、安定した性能を発揮します。
  
• FA20用製品からフライホイールの重量見直しを行い、ヒートマス(熱容量)と扱いやすさを向上させました。

 

 

 

 1   踏力と圧着力のバランス

十分なトルク容量を実現するため、圧着力を高めていますが、従来の強化クラッチのような重たいクラッチペダルではなく、純正に近いフィーリングを実現しています。

 2   フェーシング材を見直し、トルク容量を確保。新たな Φ230 「MGコンポジットディスク」を採用

 3   ストラップドライブ機構採用

クラッチカバーにはストラップドライブ機構を採用しており、確実な切れを実現しています。
ストラップドライブ機構採用により、クラッチを切っている際のシャラシャラ音がしないため、住宅街などでも音を気にする必要がありません。

 4   レスポンスの向上

車種別にフライホイール重量の適正化を行いました。適正化により、純正に比べ軽量化しているにも関わらず、低回転時のギクシャク感を感じさせない鋭いレスポンスと加速性能を実現しました。

 5   異音発生の低減と駆動系の保護

ディスクダンパー採用により、ミッションからの不快なギアノイズを低減させています。また、このダンパーで衝撃トルクを吸収をすることでミッションなどの駆動系の保護の役割を担っています。

 

 

 

※ボルトオンターボ仕様の場合、許容トルク範囲内で使用してください。
許容トルクを超えての使用はすべりが発生します。

 

 

■使用上の注意

• 許容範囲は意図的な半クラッチなどでクラッチを過熱させない限り使用できるエンジントルクの範囲です。
• 条件付き許容範囲とは、ラフな扱いやタイヤからのキックバック、使用過程における各部の歪みなどですべりが発生しうる範囲です。
• 許容限界値超は高回転でのミート時にすべりが発生する範囲です。
• 物理限界値は走行中にアクセルを踏んだだけですべりが発生するポイントです。
• クラッチキット装着後、アイドリング時や2000rpm近辺での加減速時にトランスミッションよりギアのチャタリング音(ガラガラ音)が発生する場合がありますが故障や不具合ではありません。

 

 

■キット内容物

• クラッチカバーASSY
• クラッチディスクASSY
• フライホイール
• クラッチカバーボルト
• パイロットベアリング

 

 

■LAクラッチと純正クラッチの比較

※1　踏力は実車での測定値です。車両個体差により誤差がありますので、目安としてください。

 

 

●補修部品