HKSのストリートダンパーは、これまでもストリートとスポーツの両立をテーマに開発してきました。MAXIVもそこは同様ですが、高いスポーツ性はそのままに、ストリート性能でよりコンフォート(快適性能)を突き詰めて開発を進めてきました。
まずコンフォート性を追求するために、MAXIVでは使う部品や内部構造をイチから見直しています。さらに、従来はそのモデルによって使える部品が限られていましたが、MAXIVでは車種に最適な部品を使用。
たとえば、これまでは車種に関係なく同じ部品を使い、そのなかのできる範囲で味つけを変えていました。それに対し、MAXIVではテストを繰り返した結果、車種によってはあえて新開発のM4Pを使わず、より適したピストンを採用している場合もあります。このように“しばり”をなくしたことで究極を目指して開発できるようになり、それによって本当にベストなものを提供できるようになったと思います。
この車種別専用設計とも言える取り組みが“MAXIVコンセプト”です。
今後のシリーズ展開としては、まずMAXIV GTに始まり、サーキットでの走行性能も高めたMAXIV RS、そしてMAXIV GTから全長調整機構を省いたMAXIV SSをリリースします。もちろん、すべてに“MAXIVコンセプト”を投入。ストリートダンパーでの乗り心地に不満を感じていたユーザーさんに、HKSのこだわりを是非試していただきたいですね。