ENGINE BLOCK COMPONENTSエンジン腰下関係パーツ


【ピストン+コンロッドセット】
エンジンチューンの可能性を広げるピストンKIT+コンロッドのセットです。
エンジンを強化しチューニングの可能性を広げ鍛造ピストンとコンロッドのセット。
GTスーパーチャージャーなどによる過給器チューンも想定した設計となっています。コンロッドは小端部、大端部の重量バランスを考慮することで、純正クランクを加工せずに取り付けることが可能です。
セットに使用されるピストンはエンジンや想定仕様に応じて「鍛造」「削り出し」があり、それぞれ軽量化と高剛性を両立するブリッジ構造を採用した「BCD」タイプのものもあります。
BCDピストンとは

2層式コーティングでフリクションを低減。ブリッジ構造の採用により軽量・高剛性を実現したピストンキットです。
ブリッジ構造について
(1)高剛性化
- 中央付近にブリッジ構造のリブを追加することで、構造的に剛性をアップ
- 高温強度に優れるA2618材を採用し、運転(高温)時の強度をアップ
(2)軽量化
- プロフィールの最適化によりスカート高さを短縮して軽量化
- 反スラスト側のスカート幅を狭くすることで軽量化
- ピストンピンを短くすることでピンボスとピンの軽量化
- 高強度材の採用により薄肉化して軽量化
(3)低フリクション化
- フッ素樹脂とモリブデンの2層式コーティングでフリクションを低減
外側の層は高荷重時の摺動に効果的なモリブデンコート
内側の層は高回転時の摺動に効果的なフッ素樹脂コート


- コーティングされた樹脂の自己潤滑性により、スカート部とシリンダーボアの金属接触による摩擦抵抗を低減することで、境界潤滑域が支配的となる上下死点のフリクションを低減。
- 長期の使用でコーティングが摩耗しても、金属接触部の面圧が低くなるため、金属接触の面積の拡大速度を低下させる。
また、表面粗さが低減することで、摺動速度が徐々に早くなる上下死点付近で流体潤滑への移行を促進し、この領域のフリクションを低減。
エンジン型式別
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