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INTAKEチューニング基礎講座

インテークってどういうもの?

エンジンの燃焼には燃料だけでなく空気を取り込む必要があります。そのとき空気をそのまま吸い込んでしまうと、大気中のゴミなど異物まで取り込んでしまいエンジン内部の損傷にまで繋がってしまいます。 そこで、エンジンに入るまでにゴミを取り除くため「エアクリーナー」というパーツがあります。こちらがインテークチューニングの主役!でもあります。

「純正交換タイプ」エアフィルターの特徴とは?(スーパーエアフィルター)

多くのクルマでは、純正では「エアクリーナーケース」の中に「エアフィルター」というものが入っている構造となっています。 「スーパーエアフィルター」はこのフィルターを入れ替えるタイプの、手軽に交換が可能なアイテムです。


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フィルターの素材に純正と比べて抵抗の少ない物を採用しているので、手軽に吸気効率をアップすることが出来ます。 このフィルター素材は入口の目が粗く、徐々に目が細かくなっていく構造を採用しています。最初に大きなゴミを集めて徐々に小さなゴミを捕獲していくので、空気の通り道を確保しやすく性能を長くキープできるようにしています。 また、メンテナンスの際はケースごとではなく中のフィルターのみを交換できます。ゴミの削減にまでつながっているんですよ!

「むき出しタイプ」エアクリーナーの特徴とは?(スーパーパワーフロー)

「純正交換タイプ」エアフィルターの交換は手軽ではありますが、エアクリーナーケースには手を加えない以上空気を吸い込む量には限界があります。この場合、パワーアップを狙う際に「もっと空気を吸い込む必要があるのに…」とボトルネックになる場合があります。

「むき出しタイプ」エアクリーナーは装着の際ケースを取り外し、かわりに「スーパーパワーフロー」を装着します。 純正のケースに比べて開口面積が大幅に増えていますので、吸い込む空気の量ももちろん増えます。

「キノコ型」「毒キノコ」とあだ名されるその特徴的な形状はエンジンルーム内のドレスアップ効果も大きく、さらには空気を吸い込む音も大きく聞こえますのでレーシーな気分を盛り上げてくれますよ!


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「むき出し型」エアクリーナーの発展ラインナップ

HKSでは以上2タイプだけでなく、様々なニーズにこたえるべく豊富にインテークアイテムをそろえております。「レーシングサクション」はエアクリーナーの下流となる「サクションパイプ」に着目。純正はジャバラ型の形をしていて、空気がに当たると渦を巻いて抵抗になってしまうことがあります。 「レーシングサクション」ではサクションパイプを曲がりや長さなど車種専用で設計し、ジャバラや段付きをなくしてさらなる効率アップを実現したアイテムです。


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「コールドエアインテーク」はさらに吸い込む空気の温度に注目。むき出し型のエアクリーナーはたくさん空気を吸い込めるという大きなメリットがありますが、クルマによっては渋滞や街中などストップ&ゴーが多い場面でエンジンルーム内の熱気を吸ってしまうことがあります。 一般に空気は温度が上がると体積が大きくなりますが、その中の酸素の量は変わりません。エンジンの燃焼は酸素が多いと力強くなるので、同じ量の空気を吸い込むなら温度が低い方が酸素が多く有利です。

そこで、「コールドエアインテーク」は「スーパーパワーフロー」を専用のインテークボックスで覆って、エンジンルームの熱い空気をシャットアウトします。 純正とむき出し型の「いいとこ取り」となるこちらは、どんなシチュエーションでも高いパフォーマンスを楽しみたいという方におすすめです。


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HKSインテークアイテムの「ポイント」

インテークチューニングで大切なポイントは、「ただ吸気抵抗が少なければいい」というわけではない、という点です。 特に最近の車種では、コンピューターの技術向上と環境への対応でエンジン制御がより複雑になっています。やみくもに効率のみを追求すると、制御のコンピューターやセンサーに狂いが発生し最悪の場合はエンジン本体の破損にも繋がってしまいます。

HKSでは車両ごとの制御を徹底的に解析したうえで、純正の制御を乱さない範囲で最大限の効率アップができるようこだわって設計しています。 高性能を安心して楽しんでもらえるようこだわりのアイテムをたくさんご用意していますので、ぜひ皆さんもそれぞれに合ったインテークチューニングを楽しんでくださいね!